Telefunken 球形スピーカー TL1000 HiFi 広帯域 その２

【1】概要 ・1970年代に制作されたSpace Age designシステムTL1000 HiFiオリジナル整備済品、ペアです。 ・エンクロージャー素材は嫌な響きが出ないアルミです。 ・このサイズとしては低音が非常に強力です。 ・高音が良く伸び、また球形エンクロージャーの効果で回折効果も定常波発生もほとんどないので、空間の再現性が抜群に優れています。 ・ステージがきれいに現出します。 ・詳細は下記を参照ください。 https://www.radiomuseum.org/r/telefunken_kugellautsprecher_tl1000.html 【2】ユニット ・ユニット口径：16cmウーハー＋25㎜ツィータ ・インピーダンス：4オーム ・ネットワーク：12db/Oct ・定格入力：35W ・最大入力：60W ・レストア： １）ローカット用コンデンサが劣化していましたの2本ともオーディオ専用フィルムコンデンサに交換しました。 ２）エンクロージャー、ネットに凹みや擦り傷が多かったので出来るだけ修復しました。画像を十分チェック下さい。 ３）ツィータも片側が劣化していましたので両チャンネルとも同等品に交換しました。 ４）ネットは黒のラッカーで再塗装しました。 【3】エンクロージャー＆スタンド ・型式：球形、密閉型 ・材質と仕上げ：アルミ製でヘアライン仕上げ ・サイズ：240 x 240 x 240 mm 【4】測定結果 ・画像９に周波数強度測定結果示します。 ・驚くべき平坦な特性です。 ・エンクロージャーの球形状が大きく貢献しています。 ・55～20000Hzを無理なく再生していることが分かります。 【5】音 ・以下は主観ですのでご承知おきください。 ・ビバルディ、モーツアルトの広いホールで録音された弦主体のクラシックCDを聴きました。 ・音が後面にも広がり、ホールの大きさををうまく表現しています。 ・Sonny Stittのワンホーンコンボジャズを試聴しました。 ・アルトサックスが前面に現れ、その後ろでリズムセクションが軽快にバックアップします。 【5】ほか ・マンスリーNewsです。 https://geo80002002.livedoor.blog/archives/38243050.html