こちらは、新品で入手したフェルナンデス製「リバイバルシリーズ RST-50」に組み込まれていた、ストラトキャスタータイプのボディです。造りやキャビティ構造から判断して、1980年代の国産OEM品（Tokai、ESP、FERNANDES系）である可能性が高いと思われます。ピックガードのビス穴の配置や、FSTを踏襲した広いピックアップキャビティ、1981年製の初期ネックとの組み合わせ、ネックポケットやジョイントスクリューの位置などもRST-50と一致しており、高い整合性が見られます。 現在は赤系の塗装が施されていますが、質感や塗膜の仕上がりから見て、個人による簡易なスプレー塗装と推定されます。塗膜は非常に薄く、木地（おそらくアルダー材）が透けて見える箇所もあり、リフィニッシュやカスタムベースとして扱いやすい状態です。 重量は約1,798gと、ストラトタイプとしては比較的軽量。アルダー材らしいバランスの取れた質感も魅力です。全体にスプレーダストや塗装ムラ、小さな凹凸（オレンジピール）があり、また塗装工程時に使用されたと見られる吊り金具のビス穴も確認できます。 ⸻ 【ご注意】 ・出品はボディ単体のみです。ネック、電装パーツ、ピックガードなどは付属しません。 ・ボディの詳細や状態につきましては掲載画像をご確認ください。また、塗装のムラや傷などがあります。 ・DIY、リフィニッシュ、レリック加工などを前提とした素材としてご理解いただける方におすすめいたします。