長野県の伝統工芸・農民美術の作品です。 大正年間に始まった農民美術作品の製作は、戦後各地で展開され、特に活動の母体となった信州上田地方で盛んに製作されてきました。 この作品は、現在、農民美術家であり、また木工、漆芸等の分野で評価の高い工芸家・春原利二さんの、昭和40～50年代に製作された作品です。 シャクナゲをモチーフにした農民美術創成期がらの伝統デザインです。 石楠花の肉厚の葉、固い蕾や華やかな花を浮き立たせた、立体的で大胆な彫りが特徴的な優れた作品です。 珍しく壁掛けでなく、衝立として飾るため、足が一対ついています。 材　　　栃の木 サイズ　 板額: タテ33.0cm ヨコ41.0cm 厚み3.0cm 　足（１つ）: ヨコ18.5cm 高さ9.0cm 厚み6.0cm 　セットした高さ: 39.5cm 箱は経年のため多少劣化しています。 一般流通段ボール箱を加工梱包してお送りします。